FX外国為替証拠金取引

米中閣僚級貿易協議を控え、手控えムード

こんにちは まあこです。

 

米中閣僚級貿易協議を控え、手控えムード

 

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今日も朝から、ヘッドラインに振り回される展開となっています。

ドル/円は8:00に107.04円の買いを付け、10:00過ぎに

「米国が中国との通貨合意を検討」

「トランプ政権、一部米企業にファーウェイへの供給許可へ」

などのニュースが入ると107.77円まで一気に上昇しました。

 

7日のクドロー米国家経済会議委員長の「進展する可能性はある」とのコメントを皮切りに、今週はクロス円、ドルストレート共に、乱高下の相場が続いています。

貿易協議の行方も気になるところですが、欧米ファンドの決算に伴う動き、英国のブレグジット関連など、入り乱れている状態。

今日はマーケットが薄く、値が飛びやすくなっています。

 

こういう時のトレードはどうすればいいか?

一番いいのは手を出さない事です。

どうしてもトレードしたいのであれば、かなり離れたところで売り、または買いの指値をするのがいいと思います。

例えば、8時間足のボリンジャーバンド上限で売り、下限で買いなどです。

上手く機能するかわかりませんが。

 

主に短期筋の相場展開となっています。

ロンドンの短期筋はこんな時でも、というか、こんな時こそ勇んで入ってきます。

15:00からユーロ/ドル、ユーロ/円が上がっています。

ポジションがショートに傾いていたからですが、ロンドンの短期筋は皆がトレードを手控えている時、重要指標が無い時など、ユーロ/円を買うのが大好きです。

どんどん上へ買いに行き、ストップロスを狙います。

そこには意味なんてない事が多い。ただ儲けたいだけです。

NYが入ってくる頃には手仕舞い

あとに残るのは、ロングポジションだったり、ショートだったり、スクエアーになっていたりとその時によってまちまち。

今日もその手口でした。

 

閑散としている相場には手を出さないのが得策です。

相場は今日だけではありません。

 

 

9月米雇用統計前後の動き「ドル/円」

こんにちは まあこです。

 

9月米雇用統計前後の動き「ドル/円」

 

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10月4日金曜日、9月米雇用統計の発表がありました。

結果は予想通り、13.6万人の雇用増加。

今回注目すべき点は、失業率が3.5%に低下した事かと思います。

これは実に1969年以来、50年ぶりの最低水準となり、アメリカ経済が成熟している事を示しているといえるかもしれません。

 

ドル/円5分足チャートです。

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結果が予想通りですが週末要因もあり、売り買いが混在する動きとなりました。

矢印左、前日の23:00に106.50円の買いをつけている事から、

矢印右、106.62円までの下げとなり、その後買い戻しもあり、上げています。

高値は107.13円、終値は106.90円となりました。

 

ドル/円時間足チャートです。

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ダブルトップです。

矢印左9月19日、矢印右10月1日、107.40円近辺は輸出の売りがあると思われます。

 

ドル/円日足チャートです。

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4月の高値112.40円から見るとだいぶ下がりました。

上がっても輸出の売りでストンと下がる、貿易黒字下の特徴的な動きです。実需で動くドル/円ならではです。

ただし、直近の動きでは明確な方向性はなく、GPIFの外債投資増がどのように機能するか、時間足チャートでのダブルトップが機能するか、様子を見たいと思います。

輸出の売りは高い所で、輸入の買いも安い所で、機関投資家にしても、安い所で買いたいという事だと思います。

 

ポンド/円、ポンド/ドルについてですが、スコットランド独立派が大規模デモを行うなど混沌を極めています。

欧米ファンドの決算絡みの動きもあります。

来週以降もトレードは注意したいと思います。

 

 

世界教師の日 WorldTeachersDay

こんにちは まあこです。

 

世界教師の日 WorldTeachersDay

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グーグルのトップに教師の日2019と出てきたので書いてみます。

日本では教師の日というのはあまり馴染みがありませんが、今日は「世界教師の日」(WorldTeachersDay)です。

1994年にユネスコで、教師の地位向上と教育の充実を目指し、制定された記念日です。

 

近年の教師の労働環境は過酷なようで、わたしが通信の大学に在籍していた時などは、以前教師をしていた方が結構いらして驚いたんですが、転職の為に経営学や経済学を学びに来たと言っていました。

娘の友人は2年でリタイア。仕事量があまりにも多く、うつになりました。

わたしの友人の娘さんは幼稚園の教員ですが、認定こども園で働き、教育、保育と時間外預かりもあり、労働時間の長さにうんざりしていると言っていました。

2015年、年金制度の改定で、ベテラン教師が多数、早期リタイアメントというのもニュースで話題になりました。

アメリカのアリゾナ州では教師の低収入が深刻で、昨年の春から公立学校の教師たちによるストライキやデモが相次いでいます。

全米で最低ランクの給料との事で、ほとんどの人が副業をしているそうです。

国や形は違っても教師の労働環境は過酷なようです。

 

わたしも幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と教育を受けてきましたが、高校の時の学びが一番今のわたしにつながっているように感じます。

わたしは商業高校を卒業していますが、その時に「商業経済」という科目があり、その科目を担当していた教師の教えが今でも忘れられません。

経済学の高校生版というべき科目ですが、その教師は黒板に立方体を描いて、

「物事を見る時、表面に見えるものだけでなく、横から、上から、下から、中身、全部を見て本質を知る事が大事」

と言っていました。

その時は何となく聞いていましたが、授業の度に何度も言っていたのが印象的でした。

 

経済に関してもそうですが、何事にも通ずると思います。

世界を見渡せば、絶対的な答えはほとんど存在しません。

今はその教師に会う事がありませんが、温和でとても素敵な方でした。

 

今日は、これまでに出会った教師や教育について考えてみてはどうでしょうか?

 

 

欧米ファンドの決算に伴う動き

こんにちは まあこです。

 

欧米ファンドの決算に伴う動き

 

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欧米ファンドの多くが11月末に決算を迎えます。

45日ルールというのがあり、継続ではなく解約を希望する投資家は決算の45日前までにファンドに通知しなければならないというものです。

ファンドは顧客の解約に備えて、事前に現金を用意する動きとなります。

11月30日決算なので、10月15日までにある程度換金する、手仕舞いの動きが見られます。

 

昨日の10月1日、早速クロス円が軒並み売られました。

ただし、ドル/円に関しては9月25日からポジションを作る動きがあり、その利食いになります。

ポンド/円に関しても9月20日から売りに転じていて、今後の動きがはっきりとつかめない状況。ブレグジットの動向にも注意が必要です。

 

そして昨日はGPIFの運用方針計画で、為替ヘッジを用いた外国債券の資産構成割合を国内債券に変更との発表。実質的に外債投資を増やす動きとなります。

それを受けてかどうかわかりませんが、10年国債の入札が不調となり、大幅安。

日本証券クリアリング機構が午後になって、先物取引の緊急証拠金を発動。

ドル/円は、円が大きく売られた事で、108.05円から108.46円まで上昇。

23:00になって、欧米勢の利食い売り、107.63円まで下げるという、ドタバタの1日でした。

豪ドルの利下げもありました。

 

個人的な感覚としては、欧米ファンドはあまり儲けていないように思われます。

為替、NYダウ、日経平均などの動きからです。

決算に向け、何とか利益を確保しようとあらゆる手を使ってくると思います。

それらに巻き込まれて損をしないように、逆に乗っかって儲けようとする意気込みが大事だと思います。

 

ドル/円を見る限りでは、ざっくりと107円から109円のレンジの範囲内です。

昨日の時点では、108.40円に輸出の売り、107.00円に機関投資家、輸入の買いです。

 

10月15日まではボラティリティが高いので、ポジションを少なめに、慎重にトレードしたいと思います。