欧米ファンドの決算に伴う動き
こんにちは まあこです。
欧米ファンドの決算に伴う動き
欧米ファンドの多くが11月末に決算を迎えます。
45日ルールというのがあり、継続ではなく解約を希望する投資家は決算の45日前までにファンドに通知しなければならないというものです。
ファンドは顧客の解約に備えて、事前に現金を用意する動きとなります。
11月30日決算なので、10月15日までにある程度換金する、手仕舞いの動きが見られます。
昨日の10月1日、早速クロス円が軒並み売られました。
ただし、ドル/円に関しては9月25日からポジションを作る動きがあり、その利食いになります。
ポンド/円に関しても9月20日から売りに転じていて、今後の動きがはっきりとつかめない状況。ブレグジットの動向にも注意が必要です。
そして昨日はGPIFの運用方針計画で、為替ヘッジを用いた外国債券の資産構成割合を国内債券に変更との発表。実質的に外債投資を増やす動きとなります。
それを受けてかどうかわかりませんが、10年国債の入札が不調となり、大幅安。
日本証券クリアリング機構が午後になって、先物取引の緊急証拠金を発動。
ドル/円は、円が大きく売られた事で、108.05円から108.46円まで上昇。
23:00になって、欧米勢の利食い売り、107.63円まで下げるという、ドタバタの1日でした。
豪ドルの利下げもありました。
個人的な感覚としては、欧米ファンドはあまり儲けていないように思われます。
為替、NYダウ、日経平均などの動きからです。
決算に向け、何とか利益を確保しようとあらゆる手を使ってくると思います。
それらに巻き込まれて損をしないように、逆に乗っかって儲けようとする意気込みが大事だと思います。
ドル/円を見る限りでは、ざっくりと107円から109円のレンジの範囲内です。
昨日の時点では、108.40円に輸出の売り、107.00円に機関投資家、輸入の買いです。
10月15日まではボラティリティが高いので、ポジションを少なめに、慎重にトレードしたいと思います。
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