9月米雇用統計前後の動き「ドル/円」
こんにちは まあこです。
9月米雇用統計前後の動き「ドル/円」
10月4日金曜日、9月米雇用統計の発表がありました。
結果は予想通り、13.6万人の雇用増加。
今回注目すべき点は、失業率が3.5%に低下した事かと思います。
これは実に1969年以来、50年ぶりの最低水準となり、アメリカ経済が成熟している事を示しているといえるかもしれません。
ドル/円5分足チャートです。
結果が予想通りですが週末要因もあり、売り買いが混在する動きとなりました。
矢印左、前日の23:00に106.50円の買いをつけている事から、
矢印右、106.62円までの下げとなり、その後買い戻しもあり、上げています。
高値は107.13円、終値は106.90円となりました。
ドル/円時間足チャートです。
ダブルトップです。
矢印左9月19日、矢印右10月1日、107.40円近辺は輸出の売りがあると思われます。
ドル/円日足チャートです。
4月の高値112.40円から見るとだいぶ下がりました。
上がっても輸出の売りでストンと下がる、貿易黒字下の特徴的な動きです。実需で動くドル/円ならではです。
ただし、直近の動きでは明確な方向性はなく、GPIFの外債投資増がどのように機能するか、時間足チャートでのダブルトップが機能するか、様子を見たいと思います。
輸出の売りは高い所で、輸入の買いも安い所で、機関投資家にしても、安い所で買いたいという事だと思います。
ポンド/円、ポンド/ドルについてですが、スコットランド独立派が大規模デモを行うなど混沌を極めています。
欧米ファンドの決算絡みの動きもあります。
来週以降もトレードは注意したいと思います。