順張りと逆張り
こんにちは まあこです。
順張りと逆張りについて。
順張りは、マーケットの進んでいる方向にトレードする事。
上がっていれば買い、下がっていれば売る。
押し目買い、戻り売りなどです。
逆張りは、上がった所を売り、下がった所を買う。
この動き、マーケットによって特徴があります。
東京は逆張りが多い。ただし、そうでない事も多々ありますが。
日本は貿易で成り立っている国であり、実需レベルでの米ドル取引がとても多いのが特徴。輸入の買い、輸出の売りです。
なので、安い所は買っておきたい、高い所は売っておきたいという事でしょう。
金融機関の仲値取引が主流ですが、そういう事だと思います。
ロンドン、NYは順張りが多い。
ロンドンは世界で一番大きなマーケットです。
世界中の様々な通貨が取引され、儲ける事には貪欲であり、高いものはさらに高く、安いものはさらに安くと求める。
投資が主なので、利益を追求する。
東京は逆張りが多いので、日本の投資家は逆張りでケガをする人も多いようです。
取引時間で動きが違うので、それを踏まえてトレードしたいものです。
昨日のドル/円は大きな下落となりました。
GPIFの為替ヘッジ観測を受けて、他の機関投資家もヘッジをかけてきた可能性があります。
レパトリも考えられます。スワップ取引による米国債の利息の受け取りです。
輸出の売りもあったでしょう。
機関投資家に関しては、無理をしないものなので、戻りを売ってくると考えた方がいいと思います。
輸出の売りは、今のうちにと前倒しするかもしれません。
売りが売りを呼ぶ展開になるのか、売られすぎでショートがたまり、上げてくるのかわかりません。
トレードはしばらくの間、細心の注意が必要です。
昨日のドル/円、1時間足チャートです。
9:00に上髭をつけた1時間足陰線です。ヘッジを掛けるときの特徴が出ています。
大きく掛けるので、一時的に上がり、上髭をつけます。
マーケットがここを買ってしまうと下がり、売ると上がる。
高値は109.32円で、長らくつけていなかった109円を超えたので、ストップロスはかなり大きかったようです。ショートが切れて大きな下げとなりました。