マーケットのセンチメントを読む
こんにちは まあこです。
FXのトレードで必要な事の一つに、
マーケットのセンチメントを読む。
というのがあります。
市場の心理を読んで、どのようにマーケットが動くのか推理するわけです。
これがかなり重要。そして難しい。
2012年12月からのアベノミクスで、ドル/円は勢いのある上昇を遂げました。
原油高、貿易収支が輸入に傾いていたなど、要因は様々ですが、マーケットに参加している誰もが買い漁った結果だと思います。
実際に、熱気を帯びた相場だったように思います。
2016年11月8日のトランプ大統領が大統領選で勝利した日(日本時間11月9日)、
この日のドル/円は、アメリカ各州で開票が進む中、トランプ氏が勝利との報道がされる度に下がります。
始値は105.24円でしたが100p、200pと下がっていきました。
安値は101.20円です。
トランプ氏が当選との報道。
14:00ちょうど、ロンドンのアーリーバードが買いにきたと思われ、今度は100p、200pと上がっていきます。怒涛の買い。
終値は105.70円を付けました。
その後も上げ続け、12月15日の高値は118.65円。
これは、事前の報道などで、トランプ大統領が就任した場合にはリスクに注意など、マーケット全体がショートに傾いていた為です。
マーケット参加者の多くが買いにいかず、売り込んだ為にショートが切れることなく上がっていきました。
安値から高値まで、1750pもの上昇となったわけです。
このように、積極的な買いで上がることもあれば、消極的な売りでも上がっていきます。
マーケットのセンチメントがいかに重要かという事です。